3月3日のひな祭り、5月5日の端午の節句(こどもの日)です。
子供の初節句のお祝いを両親からもらった方も多いのではないでしょうか?
そんな時にふと思うのが、
「両親へのお返しって必要なのかな?」
ということです。
少し調べて見ると、不要という話もあるけど、
初節句の時のお祝いは高額になりがちですから、
何もしないのもどうなの?
と疑問に思いますよね。
そんなわけで今回は、
・初節句のお祝いのお返しは両親に必要なのか?
こちらをテーマに記事を書いて見ました。
初節句のお祝いのお返しは両親には必要か?
こういうお返しのことを内祝いと言いますが、
調べてみると、贈る方が良いというケースと、
贈らなくて良いというケースの両方があって混乱しますよね。
もちろん、「親しき仲にも礼儀あり。」
なんて言葉もあるくらいですから、贈るに越した事はないのかもしれません。
そういうやりとりが厳格なご家庭とかお家柄なのでしたら、
迷うことなく内祝いしますよね。
悩んでいる人というのは、「親がお返しはいらないと言っている」
というパターンが多いのではないかなと思います。
いらないと言われているわけですから、
贈らなくても良いわけですが、何だかそれも気持ち悪いですよね。
でも個人的には、ここは両親の気持ちを汲んで、
お言葉に甘えてしまって良いのではないかと思っています。
なぜ甘えてしまって良いかとういうと・・・
初節句で贈られるものとしては、雛人形、五月人形、兜飾り、鯉のぼりとありますが、
それらには厄災から身を守ってくれる力があると言われています。
あなたのご両親は、
「生まれてきた孫が健康で健やかに育って欲しい」
そんな想いを込めて贈っているわけです。
もちろん両親はお金を出してくれただけというパターンもありますが、
それにしたって、同じ気持ちがこもったお金なんですよね。
だからきっとその気持ちに対するお返しって、
お金で換算できるものじゃなくて、子供が健康で健やかに育つことだと思いますし、
その成長を見届けてもらう事が最高のお返しになるんじゃないのかな?
と私は思うわけです。
確かに貰ったものは高額だから、
「きちんとお返しをしなくては・・・」
という気持ちはわかるのですが、相手からすると金額とかじゃないんですよね。
だから、気持ちには気持ちで応えていきたいところです。
よって、今回は親の「いらない」に甘えてもいいんじゃないのかな?
という提案をさせていただいたわけです。
初節句のお返しはなくてもせめて食事会くらいは・・・
上述の通り、「人の気持ち」を私は重視していますから、
お返しは不要だと思っています。
ですが、こちらの気持ちを伝えるくらいはしても罰は当たりませんよね。
本当に何もしないのも気持ちが悪いですし(笑)
だから、御礼の気持ちを示す為に、
初節句の食事会を開くのは大いにありなのではないかと思います。
自宅でお披露目会を開催してもいいと思いますし、
外でお食事会でも構いません。
内祝いとして何かものを贈らなくても、
それだけで十分に気持ちは伝わるはずですよ。
それでも内祝いとして両親にお返しを贈りたい場合には?
「いやいや、そうは言っても・・・」
なんて思う方もきっといるはずです。
食事会だけじゃなくて内祝いも贈りたい。
もしどうしてもお返しの品物を用意したいのであれば、
3000~5000円位のものを何か用意すればいいと思います。
また後日で構いませんから、
お礼状と孫の写真をセットで送ってあげればより完璧ですね。
もし、これ以上にしっかりとやるのであれば・・・・
・初節句をお祝いしてのスタジオ撮影した際の写真
・ちょっとしたお菓子(柏餅とか)
・金額は半分に行くか行かないかくらい
・お返しの際の熨斗は内祝いに息子の名前
マナーやルールに則るのであれば、これくらいはしなければいけません。
ただ、ここまでしてしまうのはちょっとやりすぎかなと思います。
貰ったものの金額を考えると安過ぎる気もしますが、
上述の通り、こういう場合って金額は気にしていないケースが多いですから、
ささやかにお返しするだけでも感謝の気持ちって十分伝わりますよ。